設計

土木設計

土木構造物設計

土木構造物設計は、当社の基幹部門であり、連続立体交差事業や新線建設、設備改良に伴う高架橋や橋梁、地下構造物等の計画・設計を必要な耐震解析等の高度な解析と併せて行います。また、バリアフリー化に伴う構造物の設計も手掛けています。
環境対策関連では、騒音・振動対策に伴う構造設計や防音壁等の設計もおこなっています。構造解析に関する事柄は無論のこと、コスト・工期・耐久性・施工性をベースに騒音・振動・景観といった環境問題に配慮した構造物の設計に取り組んでいます。また、新たな構造形式や技術開発に関する事柄も積極的に提案します。

土木学会田中賞 受賞作品

吾妻線第三吾妻川橋りょう橋 2011年度土木学会田中賞受賞
吾妻線第三吾妻川橋りょう橋 吾妻線第三吾妻川橋りょう橋 吾妻線第三吾妻川橋りょう橋
橋梁名
第三吾妻川橋りょう
所在地
群馬県吾妻郡長野原町
構造形式
バスケットハンドル型複合中路アーチ構造3径間PC下路連続桁橋
橋長・スパン長
203m
特徴
  • 高い剛性を確保した上で、できるだけ自重を減らすためアーチリブをCFT構造、アーチ基部は大きな圧縮力に耐えられるようRC構造としている。また、中路アーチ橋とすることで最大支間長を短くし、構造的に有利なものとした。
  • スチールボックスの斜材と鉛直材を採用することにより、吊材を少なくし、橋りょう全体のイメージをスッキリした印象となるようにした。
新都心大橋 2008年度土木学会田中賞受賞
新都心大橋 新都心大橋
橋梁名
新都心大橋
所在地
埼玉県さいたま市浦和区
構造形式
単弦ローゼ橋(鋼床版)
橋長
73.0m
スパン長
71.0m
特徴
  • 鉄道を跨ぐ道路橋としては、わが国初めての単弦ローゼ橋を採用した。
  • 架設工法については、線路上空作業を低減するため、送出し工法を採用した。架設にあたり、送り出し時の詳細なステップ解析等を行った。
天間川橋りょう 2006年度土木学会田中賞受賞
土木学会デザイン賞2008優秀賞受賞
天間川橋梁 天間川橋梁 天間川橋梁
橋梁名
天間川橋梁
所在地
青森県上北郡東北町
構造形式
3径間連続コンクリートアーチ橋
橋長
180.40m
特徴
  • 従来のアーチ橋では、補剛桁に大きな軸引張力が作用し、シュー・ストッパーの増大および軟弱地盤に位置する橋脚の地震時水平力による杭本数の増大となりますが、連続桁の中間アーチ部材と橋台・橋脚を剛結することでこれらの課題が大幅に改善される。
  • 開発したPC桁の移動量と角変化に追随できる吊材で、アーチ部材から3径間連続PC桁を支持した
  • 下部工天端を対ケーブルで結合し、地震時水平荷重の分担を図った。
鳴瀬川橋梁 1999年度土木学会田中賞受賞
土木学会デザイン賞2001優秀賞受賞
鳴瀬川橋梁 鳴瀬川橋梁

移動式架設桁

鳴瀬川橋梁
橋梁名
鳴瀬川橋梁
所在地
宮城県桃生郡鳴瀬町
構造形式
PRC6径間連続フィンバック橋
橋長
488.92m
スパン長
最大85.0m
特徴
  • フィンバック構造は、連続桁の中間支点部の負の曲げモーメントとせん断力に対して、箱桁上の高欄を兼用したフィンを構造部材として抵抗させる合理的な構造で、中規模スパンの橋梁において経済的な優位性がある。
  • 本橋は河口付近に位置しており足場設置が困難なことから、同じ架設桁を連続して使用できコスト上のメリットが大きいことから移動式架設桁を採用しました

白新線福島潟橋りょう

本橋梁は、新潟東港に流出させる福島潟放水路新設に伴いJR白新線黒山・豊栄間で交差する部分に施工された橋りょうです。

【特徴】

  • 3径間連続下路PC桁(102m)であることと、弾性バラスト軌道を応用して積雪対策を講じた点です。
  • 景観面では、側面を曲面状にしてやさしさを強調したデザインになっています。102mの長いシンプルな橋りょう上にインテグレート電柱が配置された情景は、白鳥の舞う姿とマッチして見ごたえあるものになっています。
白新線福島潟橋りょう (平成9年度設計/平成12年度施工)

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仙石線鳴瀬川橋りょう

本橋梁は宮城県北部に位置し、仙台市と三陸の玄関口石巻市を結ぶJR仙石線と吉田川・鳴瀬川と交差する部分に架設された橋梁で、鉄道橋として世界初の橋長488.9mのフィンバック橋(背びれ橋)です。

【特徴】

  • 連続桁の中間支点部での負の曲げモーメントとせん断力に対して箱型桁上の高欄をかねたフィンを構造部材として抵抗させる合理的な構造としました。
  • 連続桁の中間支点部での負の曲げモーメントとせん断力に対して箱型桁上の高欄をかねたフィンを構造部材として抵抗させる合理的な構造としました。
  • 松島湾を望む田園地帯に位置しているため、「緑豊かな河川を横断する橋梁」をデザインコンセプトとし、上部工側面に設けたギャップの陰影効果により、フィンバックの高低差を強調するなど景観性に優れた洗練された形態に仕上げています。
仙石線鳴瀬川橋りょう (平成9年度設計/平成11年度施工)
<平成11年度土木学会田中賞受賞>

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両毛線栃木駅付近連続立体交差

JR栃木駅は、JR両毛線と東部日光線との併設駅です。駅周辺は両線の踏切で渋滞が著しいためこれを改善して、快適で安全な環境づくりを目指した高架化事業です。本高架橋の特徴は、高架化利用を考慮して東武鉄道高架橋とスパン割を合わせた点にあります。景観的には高架橋縦梁ラインと橋梁主桁側面ラインを一致させ流れるようなラインを持つように配慮された点です。

両毛線栃木駅付近連続立体交差 (平成9〜10年度設計)

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大宮ほこすぎ橋

本橋は埼玉副都心中央部のJR東北線と交差する部分に位置し自由通路の役割を果たしています。
特徴は「景観デザインを考慮しバスケットハンドル型鋼管アーチローゼ橋」という橋長98.1m(支間長95m)の特殊人道橋です。

大宮ほこすぎ橋 (平成9〜11年度設計/平成12年度施工)
<2001年彩の国さいたま景観賞受賞>

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一般国道20号新宿こ線橋架替

本橋梁は、JR新宿駅南口に隣接し、JR東日本と小田急電鉄線路及び区道駅街路10号を跨ぐ道路橋で老朽化に伴う架替工事で、幅員30mを50mの3径間連続桁にすることで歩車道幅を拡張し慢性的な交通渋滞の緩和を図るものです。また、これに合わせて、跨線橋南側の線路上空に人口基盤を構築し駐車施設・歩車道空間・JR施設を一体的に整備する基盤整備事業も平行して進められています。

一般国道20号新宿こ線橋架替 (平成10〜13年年度設計)

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奥羽線第一新田川橋りょう

本橋梁は青森市の西部に位置し、青森市と弘前市を結ぶJR奥羽線が新城川と交差する部分に架設された橋りょうで、下路桁方式のPC複合ランガー鉄道橋です。

【本橋の主な特徴】

  • アーチ材および鉛直材(吊材)に角型鋼管を用いた「鋼とコンクリートの複合構造」を鉄道橋で初めて採用し経済的な設計としました。
  • ランガー橋のアーチ材および鉛直材(吊材)に角型鋼管を用いることで型枠を省略し、支保工材も簡素化して施工性を向上させており、駅構内、市街地、上下流の道路に挟まれた建設地点の狭隘な施工環境を克服しています。
  • アーチが周囲の市街地に調和した美しい鉄道橋りょうとなっています。コンクリート橋であるので騒音も無く、補剛桁の高さを低く抑えることで北国特有の除雪に配慮しています。
奥羽線第一新田川橋りょう (平成9年度設計/平成12年度施工)
<平成12年度土木学会東北支部総合技術賞受賞>

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南小泉橋りょう

南小泉橋りょうは宮城県仙台市が計画する都市計画道路南小泉・茂庭線が仙台市若林区文化町南小泉地内において、JR東北線(貨物線)と立体交差することから、地下道方式でこ道橋を構築したものです。

【本こ道橋の主な特徴】

  • 列車の運行を中断することなく施工する事のできる非開削工法の一つHEP&JES工法を採用したボックスラーメン構造です。
  • HEP工法・・・水平ボーリングによって削孔したケーブル孔にPC鋼より線を挿入し、このPC鋼より線より線に繋がれた掘削装置とエレメントを到達側から油圧ジャッキでけん引する工法です。
  • JES工法・・・軸直角方向に力を伝達することが可能な継手を有する鋼製エレメントを用いることにより、線路下に非開削で箱型ラーメン形式又は円径の構造物等を構築できる工法です。
南小泉橋りょう
南小泉橋りょう

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