INTERVIEW調査計画本部 計画部 ※取材当時

2018年入社

平尾 圭HIRAO Kei

自分の思いや考えを
「駅」というカタチにする魅力

専門的でありながら、視野は広い

自分の考えを織り交ぜながら何かを計画し、創造することに興味があり、この業界を目指しました。当社は、鉄道のコンサルであるため多くのインフラを扱う他のコンサルタント会社とは異なり、非常に専門的でありながら、関連する業務は線路から駅、駅周辺の環境、橋りょうなどと幅広く、仕事も全国に広がっています。就職活動の際には、企業を選ぶ基準として働く環境を重視していましたが、OGの方の話から女性が多く活躍しており、風通しの良い職場だと感じて入社を決めました。

変化していく駅に自分の考えを取り入れる

現在は、調査計画本部 計画部に所属しています。具体的な業務は、ホーム上の混雑緩和におけるホーム延伸及び列車停止位置の変更や、階段・エスカレーターなど昇降設備のレイアウトを作成する「駅改良計画」、多くの制約がある中で、線路を通す位置を検討する「配線計画」、そして新駅利用者想定や鉄道利用者の動向を把握する「鉄道施設の将来計画」です。私は上野駅の構内コンコースの改良を担当し、現状と計画案の駅利用者数の比較、並びに新設の昇降設備の配置計画に携わりました。人々が毎日使う駅という場所が、自分の考えによってより使いやすくなるということに、仕事の面白さとやりがいを感じています。

利用者の視点に立ち、解決策を検討する

鉄道も駅も、私にとっては一利用者としてもとても身近なものです。「なぜこの列車はすごく揺れるのだろう」、「ラッシュ時のホームと階段の混雑を改善することはできないだろうか」など利用者視点の素朴な疑問に対し、自ら解決策を考え、具体的な図面に落とし込んでいくという作業には、決まった正解はなく、解決策には様々な可能性が広がります。将来は、3次元モデルにて構造物を再現するBIMの技術を計画業務に取り入れ、より使いやすく快適な駅の計画案作成につなげたいと考えています。

1日のスケジュール

08:00出社

スーパーフレックス制度が導入されたため、
朝は早めに出社しています。
一日の作業内容の確認から始めます。

09:00作業

複数件の作業がある場合、頭でスケジュール確認をしつつ
優先順位の高い業務からこなしていきます。

12:00昼食

普段は自席で昼食をとっていますが、
同期と一緒に食べることもあります。

14:00打ち合わせ

発注者と打合せをします。
自ら作成した資料が協議や
JR 社内調整用に使用されるため、
成果品の品質はとても重要です。
また、疑問に感じた点は
その場で質問をし、
後で聞き返すことがないよう
気を付けています。

17:00退社

出社時間が早いため、
退社も早く、夜の自由時間は多いです。