PEOPLE本部施工監理部門
企画・耐震ユニット
津野 弘崇TSUNO Hirotaka
現場目線の施工監理で
発注者と受注者、双方の利益を追求
柔軟な働き方と成長を求めて転職
前職では、ゼネコンで鉄道工事の施工管理に従事していました。線路の工事やメンテナンスを通して鉄道の安全を守る仕事にやりがいを感じる一方、夜勤や休日出勤が多く、ワークライフバランスが保てない働き方に課題を感じていました。10年目に転職を検討し、鉄道インフラの知見が活かせることと、柔軟な働き方ができることの2点を重視した結果、当社に魅力を感じました。業務内容に関しても、線路の工事・メンテナンスに特化していた前職とは異なり、トンネルや橋りょうなど鉄道に関する幅広い案件に携われる点に惹かれ、「鉄道の知見を広げながら成長できる」と考え、当社への転職を決意しました。

現場目線の判断で、気持ちよく働ける環境を
現在は八王子工事監理センターに勤務し、JR東日本から委託された施工監理を担当しています。発注者側の立場で、施工計画の確認から現場作業の立ち合い、工程管理、安全対策まで一貫して携わり、工事が安全かつ計画通りに進むよう調整やサポートを行います。その際、私が大切にしているのが「現場目線」で考えることです。前職で受注者として工事に携わった経験を活かし、現場スタッフが気持ちよく仕事を進められるよう、発注者による予算確保を支援するための検討・提案や進行の最適化を徹底し、想定外の事態が発生した際は、現場目線で実行可能な落としどころを探るよう心掛けています。その結果、現場スタッフから「津野さんのおかげで工事がスムーズに進んだ」と感謝の言葉をいただけたときには、大きな手応えを感じます。

DXを活用し、さらなる価値創出へ
現在は週1~2日の在宅勤務のほか、フレックスタイム制を活用し、早朝にジムで筋トレをしてから出社するなど、転職前に希望していた柔軟な働き方を実現しています。しかし、業界の少子高齢化や人材不足が深刻化する中、組織全体で柔軟かつ効率的な働き方を継続するにはDX活用が不可欠です。現在はDXの過渡期であり、新旧の手法が混在する中で、発注者・受注者の双方に負担のないプロセスの構築を模索している最中です。今後も双方との信頼関係を丁寧に築きながら、業務の効率化・高度化を通じて施工監理の質を高め、鉄道インフラの安全を守る仕事に尽力していきたいです。







